いつもハンマープライスをご愛顧頂き誠にありがとうございます。
今年も冬のタイヤ交換繁忙期のシーズンに入り、多数のお客様にご利用頂き誠にありがとうございます。
本日は【待ち時間】について書かせていただきます。
毎年、繁忙期には人も機材も準備させていただいて臨ませていただいております。
年々、待ち時間は短縮してきております。
スタッドレスタイヤであれば、1年に一度、仙台だけでも65万台のタイヤ交換が始まります。
宮城県全体で約130万台です。
それも約1カ月半の間にです。
勿論のことながら土日に集中します。
国土交通省調べ https://wwwtb.mlit.go.jp/tohoku/content/000269212.pdf
当店の口コミなどに「予約取ったのに2時間待たされた!予約の意味なんてない。二度と使わない。使わない。」などと書かれます。
しかし、失礼を承知で書かせていただきますが、予約待ちで憤慨されるお客様の中には、上記の130万台のタイヤ交換が約1か月半の内におこるという状況がご想像できていないのではないかと思われます。
または、「予約がキャパオーバーで予約を取っているのが、遅れる原因ではないか。」とのご指摘があります。労働人口が毎年400万人減少していく中で、タイヤ交換の仕事に就く人がどれだけいるでしょう。このような社会環境でタイヤ業界は、特に作業側はオートマティックにキャパオーバーになっています。
このような状態の中で、一昔前は【深残】で対応している企業もたくさんありましたが、「働き方改革」それもできなくなりましたし、私は出来なくなって良かったと思っています。深残したところで膨大な残業代が発生し、それが結局は工賃などに転嫁されていきます、
我々は【タイヤ交換事業】を一つのインフラ維持ととらえています。
予約といえども、様々な様態があります。
「予約の意味がない」確かにそうです。
しかし、他業種の予約と同じにとらえているお客様が多いように感じます。
確かに飲食店で食事が出てくるまで1時間待たされたら憤慨されるでしょう。
しかし、1カ月半の間に65万台のタイヤ交換の予約は、まったく別次元です。
町のタイヤ屋さんも廃業されたところも多く、ガソリンスタンドもセルフでタイヤ交換をやめたところが多いです。
繁忙期の予約は整理券のようなもので、紙の整理券をWeb化しているだけです。土日祝日の最低2時間待ちは当店では必ず発生いたします。また、タイヤ交換シーズン中は、平日でも1時間は待ち時間はあると思ってください。
シーズン中は整理券としての予約とご理解いただければと思います。
出来ましたならば、2台で来ていただき、1台のお車をお預け頂くのがベストだと思います。タイヤ交換終了15分前ぐらいにご案内の電話を差し上げ、お戻りいただくのが、最もストレスのかからない方法かと思います。
ハンマープライス代表
遠藤大樹